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リーダーたちの未来図

有形無形のスポーツの価値をより多くの人に広めたい

諸橋御社は憧れのアスリートを通じてスポーツに関心を持つ子どもたちを増やしたいというお考えのもと、アスリート支援も積極的におこなわれていらっしゃいますね。安田社長ご自身がアスリートから刺激を受けたり、スポーツから学んだことを次世代に伝えたいというお気持ちがこうした活動へとつながっているのではと推察しているのですが。

安田氏スポーツはチームワークや達成感、喜び、感謝、礼儀作法などさまざまなことを教えてくれます。子どもたちにはスポーツを通じて屈強な精神や頑健な身体、健やかな心を育んでほしいと思っています。きっかけやレベルはどうであれ、自分の中で何かを極めることによって自信につながりますから。

私はこれからの社会は国境の概念がなくなって、価値観で結ばれていくものだというイメージを持っているのですが、子どもたちが社会に出たときに自分に自信と誇りを持てる大人になっていれば、世界中のどこでもやっていけるという気持ちがあります。

個人的に感銘を受けたアスリートは最近ですと、80歳でエベレスト登頂を成し遂げた三浦洋一郎さんと、日本のプロ野球界の現役最年長選手である中日ドラゴンズの山本昌さんです。やっぱり生涯現役が目標といいますか、高齢化社会の中でいくつになっても元気でいることが、大切です。働いて納税したり、医療費の削減というのは、社会貢献ですから。そのためにはとにかく日々の運動しかないですよね。(笑)

諸橋スポーツは自信と誇りを育むうえでも素晴らしい教材となりますね。当財団の名称に「ユナイテッド」がつけられているのも、将来的にヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、世界の子どもたちが交流できたらという願いが込められているのですが、世界に視野を広げるためには、まず自分の存在に自信を持つことが大切ですね。

安田氏私たちが目指すのはスポーツ人口の増加や需要促進といった経済的発展にとどまらず、自信や誇りといったことも含め、スポーツが生み出す有形無形の価値をより広く伝え、ひとりひとりの人生をひいては世の中を豊かにしていくことではないでしょうか。

諸橋最後に当財団に期待することなどあればお聞かせください。

安田氏今日お会いしてみて、改めてUSFとは考え方のベース部分が同じだと実感することができました。それは人間の本質の部分と、スポーツという共通言語を通じての部分からだと思います。これからは一緒に汗をかきながら、スポーツ団体や行政組織へのロビー活動や、社会にとって意義のあるイベントをおこなっていけたらと思います。

諸橋御社が目指すスポーツを通じたより良い社会づくりには大変共感しております。今後もよきパートナーとして、スポーツの持つ無形の価値を一層広めていけるよう努めてまいります。
本日はありがとうございました。

株式会社ドーム 代表取締役安田 秀一

1969年生まれ
東京都出身

法政大学アメリカンフットボール部主将、全日本チーム主将を務め、1992年法政大学文学部卒業。
三菱商事勤務を経て、1996年にドームを設立、テーピングの輸入販売を開始。
1998年より米国アンダーアーマー社と取引を開始し、スポーツアパレル事業を展開。
2000年、スポーツサプリメントの自社ブランド「DNS」を立ち上げ。
2008年、アスリート専用のトレーニング・リカバリー施設
「ドームアスリートハウス」設立。
2009年には売上が100億円を突破し、2011年に韓国(ソウル)、中国(香港)に事業拠点を設置。
株式会社ドームの2012年12月期の売上は180億円。