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リーダーたちの未来図

進化するから面白い

諸橋村山社長はアパレル業界出身とお聞きしました。スポーツウェアの進化はファッションと共通するものがありますか?

村山氏私見になるのですが、スポーツは進化するというのが好きなんですよ。以前、ロンドンでアパレルの仕事に携わっていた経験からお話すると、ハイファッションには流行のサイクルがあるんですね。今年はエスニック、来年はフォークロアとか。流行が回っているだけで前に進んでいない気がするんです。一方、スポーツブランドは、例えば50年前の札幌五輪とソチの映像を見比べると選手たちが着ているものがまったく違うんですよ。

札幌ではニット帽だったのが、ソチでは流線型のヘルメットになっていたり、そしてこれからもどんどん変わっていくと思うんです。スポーツ業界はパフォーマンスを前提に物作りをしていくから、素材もシルエットも常に進化していく。これはスポーツのもっている素晴らしさそのものでもあると思うのです。

諸橋その通りですね。スポーツ技術やプロダクトの進化にともなって、タイムがどんどん速くなったり、人間の進化は永遠に続いていく。常に上を目指すスポーツはそれが止まることはないですものね。

村山氏将来的に未来服ができるとしたら、ファッション業界からではなく間違いなくスポーツ業界から出てくると思っているんですよ。今、スポーツ業界に携わる人間として、私自身の理念として、我々のブランドがマニフェストで謳っているように、進化を続けて未来形を切り開く、とにかく進化することが大切だと感じています。

諸橋アパレル業界にいらしたからこその視点ですね。今、お話を伺いながら、「ずっとずっと進化していきたい」という人間の普遍の思いをカタチにできるのがスポーツの価値だと改めて気づかされました。だからこそ子どもたちにたくさんの機会や場を提供していきたい、私自身も進化するのが大好きですから。

村山氏進化がお好きですか?いいですね。一緒に未来服でも作りましょうか?(笑)

諸橋ええ。ぜひ!今日はありがとうございました。

オークリージャパン株式会社 代表取締役社長村山 照夫

1955年12月21日生まれ
香川県出身

1978年 慶応義塾大学商学部卒業
1979年~1998年 株式会社レナウン(企画マーチャンダイザー/ジェネラルマネージャー)
1998年~2001年 アクアスキュータム ロンドン (副社長)
2001年~2002年 G2000 香港(マーチャンダイズディレクター)
2003年~2010年 ナイキジャパン株式会社(エクイップメントディレクター/アパレルディレクター/カテゴリー ジェネラルマネージャー)
2010年~現在 オークリージャパン株式会社 代表取締役社長